数学の美しさ(数楽アート)
数学が得意です!
とは決して申し上げられないボクではありますが、
時々はその美しさに魅せられることがございます。
これまでで特に衝撃的でしたのは、
大学2年の時の物理数学の講義で学んだ
です。高校でもさらっと学んだ微かな記憶が
残っていますが、この時ほどの印象がないのは
ボクが鈍いせいでしょう。
この式は、あの
にも出てくる“オイラーの公式”です。
※ 正確には、この本に出てくるのは“オイラーの等式”で、
“オイラーの公式”の引数に
円周率πを代入した時の形になっています。
虚数単位iを仲介として整数ー1と等号で結ばれます。
ちなみに、虚数単位iは二乗して-1になる数の
ことです。
繋がってしまうという不思議さに、
ボクはとても魅せられたのでした。
ここまでは思い出話でございます。
そして最近の新聞で知ったサイトで、
かつての衝撃に近い驚きを感じたのでございます。
“数楽アート” (大橋製作所)
数式に馴染めない方も、
このサイトをご覧になれば、
数学の持っている美しさを無条件に
感じていただけるのではないかな、と思います。
例えば、物理の世界でもよくお目にかかる
ガウス関数(Gaussian)も三次元の造形物として見ると
数式から感じるものとは違った美しさが伝わってきて、
目が離せなくなります。
数学を芸術的に見せるというのは、
なかなか難しいことだと思うのです。
三次元の、しかもステンレス製の精密な装飾品として
提示していただけたのは、新鮮な驚きでございました。
一つ欲しいなあと思っておりますが・・・。
数学って、やはり美しいものなのですね、
という想いを新たにしたのでございます。