Sasayaki diary

日常の風景や生活の一場面などをささやくように綴っていこうと思います。

vs. 囲碁人工知能(AI)

 

  トップ棋士たちが世界大会で

囲碁AIとも対局する時代が遂に来てしまいました。

11月29日に日本棋院が発表しました。

 

  2017年3月に大阪で開催される

世界大会「ワールド碁チャンピオンシップ」

のことでございます。

日本、中国、韓国のトップ棋士

日本で開発された囲碁AI、DeepZenGo、

が参加します。

 

  この DeepZenGo は、あの AlphaGo に対抗すべく

株式会社ドワンゴ東京大学工学系研究科

松尾豊研究室などが協力して開発している

囲碁ソフトなのでございます。

すでに今年の11月、

趙治勲(ちょう・ちくん)名誉名人との

互先の3番勝負で1勝を挙げているのですよ。

アルゴリズムに Deep Learning を取り入れ、

もうトップ棋士に迫る力量なのです。

 

  因みに、思考エンジンに Zen を採用した囲碁ソフトには

『天頂の囲碁』シリーズがありますね。

今は「天頂の囲碁6』が発売中のようです。

 

  日本代表は、いま日本最強の井山裕太六冠でございます。

人間同士の対局では想定しないような手を打ってくるという囲碁AI。

棋士には別種のストレスがかかってくることでしょう。

人間 vs. 囲碁AI という図式も興味深いです。

 

  善戦を期待したいところでございます。